体のメンテナンスについてご紹介します。
プロダンサーとして活動されている方も、趣味として踊られている方も、 現役で踊り続けて行くためには、
踊るための体を維持していかなくてはなりません。
また、テクニックを上げたい、上手になりたいという思いを叶えるためにも、体を良い状態に保つことはとても大切です。
そのために常日頃からメンテナンスを怠らないことをお勧めします。
メンテナンスの意味には点検・整備・維持などがあります。
体が疲れてないか?痛み、違和感がないか?筋力などのバランスが崩れていないか?
などを点検し、何らかの異常があれば速やかにこれを整備し、できるだけいい状態を維持する。ということです。
では具体的にどんなことをすればよいか説明していきます。
■ 点検
ダンサーの場合、 体とダンステクニックとの両方の点検が必要 です。
まずは体ですが、現状態がどうであるのか?いいのか?悪いのか?普通なのか?
特別何をしなくともそれと明らかに判断できる時もあると思いますが、
より正確に知るために日頃から体の変化に注目しておきたいものです。
それと同時に積極的にチェックするならば、ストレッチは有効 だと思われます。
ストレッチをしながら筋肉や関節、バランスがどうなのか?
ただ実際に動いてみないと判断できない場合もありますので、
レッスン中などで気になったところは、しっかりと覚えておく必要があると思います。
また、ダンステクニックの点検も必要です。間違ったテクニックの認識や、慣れにより少しずつ自己流になってしまうことで、
体に少しずつ負担をかけてしまっていることがあります。 正確なテクニックの知識を身につけることが大切 です。
■ 整備
整備は、見つかった異常を正常に戻す作業を行うわけですが、
その方法としてストレッチ、正確なテクニックでのレッスン、休息をとる、テーピングなどが有効です。
ストレッチで筋肉の疲労や可動域の減少をもとに戻す。パフォーマンスを安定させましょう。
正確なテクニックでのレッスンや、正確なテクニックを身につけることは、
筋肉や関節にかかる負担を最小限にしてくれます。
休息をとる、時に休むことも大切です。見学もいいレッスンになります。
テーピングはテーピングは筋肉の機能を回復し、血液、リンパ液の流れを良くし、
痛みの軽減に役立ちます。自分の気になる部位へのテーピングの方法を知っておくと便利です。
■ 維持
せっかく快適になった体も、維持してあげなくてはなんにもなりません。
そのためには点検・整備を怠らないことが大切 です。
メンテナンスをすることは、踊ることに含まれています。いつまでも楽しく踊り続けていくためにも、
今日から是非はじめてみてくださいね!
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